Wi-Fiアクセスポイントの信号強度を表示 チャンネル別のつながりやすさも一目でわかる
WiFi Analyzer(WiFi アナライザー)は、自宅の無線LANルーターや自分の周囲にある公衆Wi-Fiアクセスポイントなどの電波強度を測ることができる無料アプリです。スマートフォンやタブレットをはじめ、PCやTV、レコーダーまでWi-Fi接続できる昨今、Wi-Fiの電波干渉などの問題も増えてきています。WiFi Analyzerを使うことで、電波の強い、あるいは混雑している接続先チャンネルを把握できるので、Wi-Fi同士が干渉してネットにつながりにくいなどの事態を避けて、快適なワイヤレス生活を楽しむことができます。
WiFi Analyzerは、起動するとグラフで周囲にあるWi-Fi電波の信号強度とWi-Fiのチャンネル番号を表示します。Wi-Fiが使用しているチャンネルとその電波信号の強度は、グラフ中で青や赤、あるいは緑色などの楕円形で示しています。グラフが高くなっている部分は、電波が強くWi-Fiを受信しやすいことを表しています。画面を左右にスライド(フリック)すると、電波の混雑度合に応じて、星の数でおすすめのチャンネルを表示する画面に移動します。星の数が多いほど信号が強く、アクセス先チャンネルのつながりやすさが一目でわかります。この他、信号の強度をメーターで測定する機能や、周囲のアクセスポイントとチャンネルの信号強度を一覧で表示し、そのまま接続する機能などもあります。
電波の強さはdBmという単位で表示されます。この数値が大きい方、例えば-70dBmより-50dBmを示すアクセスポイントのほうがつながりやすいといえます。一方、そのアクセスポイントに接続するためのアカウントがない場合、電波の強いアクセスポイントが使用するチャンネルとは異なるアクセスポイントに接続するほうが干渉が少なくなります。電波の混雑度合が時間で変化することもわかるので、自宅など場所を移動できない時には、接続する時間帯を調整することもできるでしょう。また、測定したグラフやメーターの画像を日時の記載されたファイル名で保存し、そのままメールで送信する機能も備えています。
WiFi Analyzerでは、表示されたアクセスポイントのアカウントがある場合、このアプリから接続することができますが、社内無線LANや公衆Wi-Fiアクセスポイントでチャンネル変更に別途ワイヤレスパスワードの入力が要求されるような場合は、手動でのチャンネル変更ができない場合もあります。
WiFi Analyzerは、自宅の無線LANルーターや自分の周囲にある公衆Wi-Fiアクセスポイントなどの電波強度を測ることができるアプリです。このアプリを使うことで、電波の強い、あるいは混雑している接続先チャネルを把握し、快適なワイヤレス生活を楽しむことができます。